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鑑定人ひとりで年間に扱う事案件数はどれぐらいですか?
取り扱う事案の規模により、人によって差違はありますが、平均すると年間200件程度となります。大規模事案・複雑事案は、解決に時間が必要となり、このような事案を取り扱う場合は、必然的に件数は少なくなります。
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休日出勤はありますか?代休は取れますか?
休日出勤はあります。年末年始を含む休日・祝日は、シフトを組んで、若干名が出勤しています(休日の出勤頻度は、概ね1~2ヶ月に1回です)。シフト作成時、予め平日に振替休日を設けます。年間休日は120日です。
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災害が発生すると、すぐに現場に向かうのですか?
被害に見舞われたお客様へ連絡を取り、現場確認ができる状態になれば、速やかに現場へ向かいます。火災現場の場合、事故直後に警察・消防による現場検証がおこなわれます。現場検証が終わり、立ち入り可能となった段階で、現場立会をおこないます。また大規模自然災害においては、現地の安全が確保され、交通手段・ホテル等の段取りができた段階で現場へ向かいます。
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男女比はどれぐらいですか?
男性77%、女性23%です(事務職を含む)。
鑑定人61名のうち、女性鑑定人は7名在籍しています。
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東京と大阪の転勤はありますか?
転勤はありますが、定期異動ではありません。本人の意志を尊重する経営方針であり、事前に本人の希望・意向を確認したうえでの異動となります。
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理系が向いていますか?
建築・電気・機械といった工学知識が必要な場面では、理系知識が生きます。また会計・法律・文書作成など文系知識が要求される場面も多くあります。すなわち出身学部に制約はなく、それぞれの強みとして取り組んでもらいたいと考えています。
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三和鑑定事務所の特徴はどのようなところにあるでしょうか?
共通の価値観を「職人魂、教育熱心さ、多様な強み」としています。70年以上積み重ねた文化、経験、知識をベースに、良い鑑定人を育成することに力を入れており、個性を大事にしながらも、一人一人の鑑定人が高い技術力をもつことが、最大の強みと考えています。またこれらスタッフを抱えることで、大規模な事案、複雑事案への対応が可能となります。
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なぜ大阪と東京の2拠点展開なのでしょうか?
当社のルーツは大阪にあり、関西をルーツとする法人・個人のお客様とともに実績を積み重ねてきました。1997年に東京へ出店、その後は蓄積した経験・ノウハウを活かし、2大都市圏での更なる成長を目指し、発展してきました。当社は、大規模な事案、複雑な事案対応を強みとしていることから、多拠点展開するのではなく、2大都市にしっかりと根を下ろし、更に強みを伸ばすことに注力しています。
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入社後の研修期間にはどのようなことをするのですか?
入社後すぐに導入研修をおこないます。当社および当業界の歴史・概要・仕事のフローなど、先輩が講師となり座学研修をおこないます。導入研修を終えると、鑑定人試験対策として、科目別講義、過去問対策、難問対策を実施します。またこれら講義を踏まえ、自習時間を設けます(鑑定人試験前3ヶ月は、実務はおこなわず、試験合格に向けて勉強に専念していただきます。研修期間中も給与は全額支給します)。
※研修内容・研修スケジュール、入社時期により多少異なります。
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試験に受かった後は、どのような動きになりますか?
3級鑑定人試験に合格した後は、実務研修に入ります。鑑定実務をおこなうための基礎知識を学ぶ座学研修のほか、先輩鑑定人に同行して現場を学んでもらいます。少しずつ先輩から任される担当業務を増やし、入社後約半年で徐々に独り立ちすることを目指します。なお、各人の習熟度を確かめてからとなるため、独り立ちの時期はあくまで目安となります。
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3級鑑定人試験に受からない場合、どうなりますか?
必ず鑑定人試験に受かるように会社を挙げてバックアップします。残念ながら1回の試験で受からなかった場合は、真摯に試験準備に取り組む姿勢がある限り、半年後に実施される2回目の試験にチャレンジしてもらいます。当社の過去実績では、95%以上の人が1回目の試験で合格、2回目で全員が合格しています。
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事案は、すべて一人で完結させるのですか?
多くの事案は、1事案について受付から完了まで1人の鑑定人が対応します。ただし事案の難易度に応じ、先輩鑑定人が指導・バックアップします。また大規模な事故は、複数の鑑定人でチーム編成をおこない、協力して事案に対応します。