損害保険鑑定人とは

損害保険鑑定人について、その役割と資格取得への道をご説明いたします。

損害保険は、事故が起こった時に、はじめて商品の効力を発揮します。その「いざ」という時、損害保険会社と連携し、事故の解決に向けてサービスを提供するのが我々の仕事です。

損害保険鑑定人(以下「鑑定人」)は、正式名称を「損害保険登録鑑定人」といい、損害保険の対象である財物の保険価額(時価額)の評価、事故が発生した場合の損害額の算定、事故状況・原因の調査ならびにそれら一連の業務をおこないます。鑑定人には、損害保険会社や保険契約者、被害に遭われた方等に、中立的な立場で、公正に損害額を判断するための高度な技術と知識が要求されます。

工場・商業施設・家屋など様々な物件で発生する火災、爆発、落雷をはじめ、地震、台風、洪水などの自然災害発生時、他人の財物を壊してしまった等の賠償事故など、損害に応じた適正な損害額の算定をおこないます。当社では、1級鑑定人8名、2級鑑定人20名、3級鑑定人33名(専門鑑定人35名含む)が在籍しており、質の高いサービスの提供をおこなっています。